加西市 こども園様 フロアヒンジ 交換 修理
加西市 以前設置させていただいた錠の保守でしたが原因はヒンジでした。 フロアヒンジ 交換 修理の工事です
作動油漏れで機能しない
以前電気錠の取付工事をさせていただいた現場で錠の調子が悪いので見に来て欲しいとの事でした。
すぐに現場に伺うと錠は問題ない様子です。どうやらドアの建付けがおかしくなっている様です。
フロアヒンジのプレートにうっすら作動油が漏れた形跡があります。閉鎖速度も早く危険です。
電気配線処理
以前電気錠取付をさせていただいたので扉の配線を取り外せるように処理します。
以前の工事データから端子台の位置は把握できておりましたので問題なく処理できました。
現状の錆び
今回は両側2枚ドアの建付け調整が工事の目的です。
このメーカーさんのこのモデルはドアの調整機構が錆びの影響を受けやすく、
ここまで錆びると調整出来なくなります。
ヒンジの作動油漏れは片側だけでしたが調整の為両側本体を交換します。
本体
本体の取り外しも各ボルト切断しないと出来ない状態でした。
取り外した本体
このタイプは取り外しの為切断したこのネジをもう一度タップ加工する必要があります。
位置がずれない様に慎重に下穴加工してタップ孔を復旧します。
ケース錆除去後錆止め塗装します
現行モデルでケースはまだぎりぎり使えそうですので錆びをできる限り取り除いていきます。
少しでも残ると扉の高さに影響しますので入念に取り除きます
錆び止め塗装
一度本体を仮付けして問題のない事を確認して油性の錆び止めを塗装していきます。
どうしても雨が入る場所では水が溜まって腐食していきますので油性の錆び止めを使用します。
トップセンターも交換
問題はありませんでしたが今回も枠側のトップセンターも交換します。
まれに交換できない場合もありますが交換出来る場合は交換しておきます。
本体設置
錆止めの乾燥を待って本体を設置いたします。
今回は錆びの除去が甘く二度吊直しました。いつも勉強になります。
工事完了
両側のドアの調整も完了し、電気錠の作動も確認出来ましたので工事は完了いたしました。
使用頻度は通常の倍以上のようなのでこういった修理は続く現場だと思います。