宍粟市 商用ビル様 フロアヒンジハツリカエ 修理 交換
宍粟市 築年数が古い特殊なメーカーのヒンジが使われた強化ガラスドアです フロアヒンジ 交換 修理の工事です
作動油漏れで寿命です
鍵交換の工事でお伺いしたビルですがヒンジの作動油が漏れ漏れになっておりました。
すぐ油圧が抜けて危険ですとお伝えしたところ交換してほしいと言われまして工事実施になりました。
おそらく閉まるスピードが早かったのか調整ネジを一杯締めこんでましてなかなかドアが閉まらないくらいゆっくり閉っておりました
珍しい品番です
CROWNという刻印です。ハードグラス工業さんというメーカーでこのガラスドアのメーカーさんになります。
フロアヒンジも自社仕様をヒンジメーカーさんに依頼して供給してもらっている様です。
現在もこのような販売形態は存在しますが仕様がいろいろあるので交換の際は互換性の確認に十分注意が必要になります。
廃番の為ハツリカエに
現調の際判ってはいましたがやはり廃番手配不可となります。
現行の機種でケースごとハツリカエ工事となります。
床仕上が花崗岩のようなモロイ石ですのでできればハツリは最小限で工事したいと思います。
既存のヒンジ
おそらく片側は過去に一度は交換されていた様です。
といっても築年数40年~ですから寿命は迎えております。
この様に現状の状態が良くないとどこに合わせればよいのか判りにくい為高さの設定が難しくなります。
ケース撤去
昔の型はケースもそこそこ肉厚があって深さも深いのでケースの撤去がいちばんの大仕事になります。
少しづつめくっていくしかない為時間がかかります。この工事でバールとチゼルが破損しました。
ドア側の状況
強化ライトテンパードアはドア側に調整機構があります。
現場の雨のあたり方によりますが築年数が古いと錆びて調整できない場合が多いです。
この現場はどちらのドアも上部調整機構はかろうじて使えましたが下側が錆びてどうにもなりませんでした。
交換完了
ケース側を加工し溶接しやすいように改良したので石はハツリ無しでケースを溶接できました。
今回は両面シリンダーで鍵が無かったのでドア吊りこみ時錠の施錠確認はできませんでした。
ドアの振れ調整を確実にセンターに合わせまして工事完了です。