姫路市 商用ビル様 ピポットヒンジ 丁番へ吊替 修理 修繕工事
姫路市 商用ビル様の ピポットヒンジ を 丁番へ吊替する工事をさせていただきました
現状 ピポットヒンジ摩耗と下枠の腐食で開閉不可

姫路市 商用ビル通用口のドアで数年前に電気錠から通常の錠前に交換させていただいた現場でした
その際にもピポットヒンジが摩耗して開閉しずらい状態でしたがとうとう閉められなくなったようです
ピポットヒンジも下枠も

ピポットヒンジは摩耗して建付けが狂っていました
枠の下側が腐食して盛り上がってドアを押し上げています
半開きの状態までしかドアが閉まりませんでした
ドア切断

枠の腐食とピポットヒンジの摩耗のせいでドアが閉まらないようです
10mm程度は切断できそうでしたので切断して錆止めを塗っておきました
枠側下穴加工

コンクリート造の鉄枠は鉄板のむこうにモルタルがある場合が多く今回もしっかりと詰まっておりました
モルタルがあるとドリルがすぐダメになるので研磨機が必須です
なるべく小分けして穴を開けていき最後に一気に開け切ります
正直これが一番手間をとられます
タップ孔加工

タップ孔の加工にはいります
例のモルタルを振動ドリルで取り除いてからM5のタップで加工します
枠側丁番取付

枠側の丁番が取付できました
孔加工からタップ加工までドリルなどがよく折れるので気が抜けません
ドア側孔加工

ドア側も加工していきます
ピッチもそうですがここでドアの位置が決まりますので正確に加工します
ドア吊込完了

今回も計算どうりバッチリ納まりました
元あったピポットヒンジは邪魔になるので切断して錆止めを塗っております
閉まり具合を確認しまして工事完了です